森林浴 Forest Therapy
森林浴は、抗がん作用・ヒト NK 細胞活性化・セラピー効果があると言われています。

日々のストレスや疲れの溜まった心身を暖かく向かい入れてくれる癒し空間
ざわめく街の雑音からの開放され、スッキリ、リフレッシュ

森の中は、空気が爽やかですがすがしいく、リラックスできますよね。


森の香り
森林に入ると特有の森の香りがします。この香り、フィトンチッドという森林から発散されている成分です。
このフィットチッドの香りには、精神が落ち着き、リラックスしてくる効果があると言われています。
病気を治したり、健康を維持する働きがあるらしく、昔から漢方薬や生薬として利用されてきました。

森の中に漂う揮発性のフィトンチッドは、私たちの身体に触れると、肝臓の活動を高める酵素の活性化、香りによる清涼効果、生理機能の促進、二日酔い・体調不良時の頭痛・吐き気の軽減など、数多くの効果を与えてくれる事がわかってきています。
森の中でリラックスできるのは、フィトンチッドが副交感神経を刺激して、精神を安定させたり、解放感を与えたり、ストレスの解消などのやすらぎを与えてくれるからだ、という事もわかってきました。

それが最近の研究では、ガン細胞を防ぐ NK (ナチュラルキラー)細胞が増えるという結果や、リラックス効果も実験から実証されてきています。体に良いといわれてきた森林浴が、科学的にも実証されています。

この結果により、森林浴を行うとストレス解消や癌の予防につながる細胞が活性化されることが分かりました。 都会の人にとっては自然に触れるのは大変なことですが、意識的に公園によるとか、思い切って休みの日は郊外に出かけるなどして意識的に緑を取り入れてみてはいかがでしょうか。


森の緑(色彩効果)
目に優しい木々の緑
ネオンやテレビなどの人工的な光がまったくない森林では、樹木などの緑色を基調として、太陽光・花・鳥などの落ち着いた自然の光や色彩に富んでいます。

色鮮やかな広葉樹林の新緑や青々とした深い緑が、私たちの目を休ませ、気持ちを落ち着かせてくれるのです。

この緑色は人間にとってもっとも明るく、見やすい色であることから目に優しいと言われています。
また、赤色は暖かく、青色が冷たいイメージを与えるのに対し、緑色は中間の穏やかな感じを与えることが生理的な実験によって確かめられています。


森の葉
柔らかな日差し(緑のフィルター)
日光浴をするとビタミン D の吸収を助け骨粗しょう症を予防したり病気に対する抵抗力が増すなどの効果があることから、中高年や屋内にいることが多い人にとっては大切な健康法なのですが、強い日射しはかえって有害な紫外線を浴びることになり必ずしも良いとはいえません。
しかし、森の中では、木々の緑がフィルターとなり、太陽光の 80% も吸収されるため、真夏でも柔らかな木洩れ日の中で日光浴を楽しむことができます。








目田森林公園
所 在 地 : 島根県出雲市佐田町反辺 1141-4
営業期間 : 3月〜12月中旬(冬期間は休園)
開園時間 : 9:00〜18:00(10月以降は17:00まで)
入園受付 : 17:00 まで(10月以降は16:00まで)
電話番号 : 0853-84-0805